ノミやダニ
犬や猫の体にノミやダニが付着することによって、皮膚炎や感染症の原因になります。
主に、外にいる時間が長いと付着する可能性が高く、特に犬の場合は散歩したりするので猫よりも付着しやすいかもしれません。
ノミの場合、黒ゴマ程度の大きさで発見が難しく、主に背骨に沿うようにして頭と尻尾の間を動き回り、お腹側へ到達すると血を吸います。
ノミは、血を吸うと糞をし、また血を吸うを繰り返しますので、糞があった場合にはノミが付着しているということになります。
ダニもノミ同様、血を吸う虫です。
ですが、ダニは栄養をすべて吸った血から補い、成虫のみならず幼虫も血を吸います。栄養となる血を確保できるとわかると、当然住み着き、繁殖していきます。
ダニは強いアゴを持ち、体が自分の何倍にも膨れ上がるまで吸い続け、大きくなると小豆ほどの大きさにまでなります。
ダニはノミ70匹分を1匹で吸ってしまいますので、被害は大きいです。
これらが付着するのを完全に防ぐのは難しく、専用の医薬品を使うなどの対処が必要です。
発見が難しい上、血を吸われていても気にする素振りを見せない場合がありますので、普段から注意するようにしましょう。