ペット保険の補償のタイプ
補償内容を検討しよう
ペット保険を選ぶ際に重要なのは、補償内容と保険料のバランスです。
保険料が家計の負担とならないよう、補償内容や各種サービスのバランスを考えて加入しましょう。
また、診療項目によっては保険料支払い対象外となる場合があります。この項目は各会社によって異なるので、ペットの特性などを考えて補償内容を検討する必要があります。
ペット保険の種類
ペット保険の補償は主に「定率補償型」と「定額補償型」、「実額補償型」の3種類に分けられます。
定率補償型 ― かかった治療費を定率(50%など)で補償するタイプ
- [メリット]
- 1回の治療費が高い場合、実額補償型に比べて保険金の支払いが多くなることがある。
- [デメリット]
- 自己負担金が毎回発生する。 1回の治療費が安い場合、実額補償型に比べて保険金の支払いが少なくなることがある。 給付額に上限があり、必ずしも定率で補償されるとは限らない。
定額補償型 ― かかった治療費に対し決められた額をその規定額内で補償するタイプ
- [メリット]
- 実際の費用に関わらず、1回あたりの補償規定額まで一律給付される。
- [デメリット]
- 年間の補償日数や回数に制限があり、これを超えると自己負担となる。
実額補償型 ― 規定額の範囲内でかかった費用の実費を補償するタイプ
- [メリット]
- 年間の医療回数や日数に制限がない。
- 1日あたりの限度額内の治療であれば自己負担金が発生しない。
- [デメリット]
- 治療後、診断書や診療明細など申請書類を送付する必要があり、支払われるまでに時間がかかる。
- ペットの種類によって規定されている限度額を使い切ると、満期が来るまで補償がない。